愉快な散歩或いは読書

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<<   作成日時 : 2012/12/13 16:47   >>

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I


夢はもうひとつの生である。・・・ネルヴァル


この島に着いたときの私の憂愁を思ひ給へ。・・・太宰治


國の為とか、人類の為とかいふことで頭が一杯になつてゐる人間は、例へばただ山がそこにあるから登るなどといふことは考へない。・・・吉田健一


山中に召集令状の来たのは暑い日だった。・・・小津安二郎


私はいつたい何者か。・・・ブルトン


父母が会われぬままに帰りぬと知りてしばしを救われていつ・・・道浦母都子


芸術からくる想像の世界の究極が「虚」。・・・埴谷雄高


そしてふらふらと歩き出す。・・・梅崎春生


國敗れて田中絹代のサングラス・・・滋酔郎


真夏の炎昼に突然闇が現れることがある。・・・倉橋由美子


よう、幻舟、日本一の旅役者!・・・小中陽太郎


当今俳優は、一般のオシロウトサンと同じ社会に仲間入りしてしまつた。・・・小沢昭一


子供の前で嘘は言へない・・・室生犀星


初めての仔を抱く猫に五月雨・・・白石冬美


可視光の波長レベルの規則構造により、特定波長の光のみが反射、透過することが構造色を引き起こす原因である。・・・不動寺浩


女に娘時代から年増の風格を備へてゐるものがある。ダミアはそれだ。・・・岡本かの子


わたしにとって、文盲とは差別語でなくて尊敬語です。・・・宗左近


集団ヒステリアとしての伊勢詣りに明らかなように、人間は、金があり、暇があつて、旅行するのではない。先行するのは、そして決定的なのは、旅への意志である。・・・松田修


遊女化して普賢となる。かの子化して美女となる。よきかな。・・・円地文子


彼の小説は長すぎるので誰もめんどうがつて読まず、いいかげんな批評しかしてもらえないので不幸である。・・・開高健


これまでに正面切って、『橋のない川』は世界に誇る作品だといったのは亡くなった花森安治さんひとりだと思います。・・・増田れい子


訳は、岸本佐知子。どうしてこの人が訳す本は、こんなへんですごいものが多いのでしょうと、読むたびにびっくりします。・・・川上弘美


河上博士の一番の好物は牛鍋なんです。・・・井上ひさし


熱帯の退屈と憂鬱のなかで、人が酒におぼれるように、私は小説に耽溺した。・・・マリノフスキー


実作者にとつて批評ほど鬱陶しいものはない。・・・山口誓子


二人だけの生活を一日ももてなかった啄木と節子がたどった人生の闇は、七十年後のわたしたちの想像をこえている。・・・澤地久枝



II


人間の社会的行動がゲームとして分析できることに最初に着目したのは、ハンガリー生まれの博学の天才ジョン・フォン・ノイマンである。・・・シルヴィア・ナサー


元日快晴、二日快晴、三日快晴と誌されたる日記を瀆して、この黄昏より凩は戦出でぬ。・・・尾崎紅葉


馬鹿もちょんも思考するのである。・・・デューイ


たしかに時代の中に大いなる熱情があつた。・・・高田博厚


外国で俳句を作るには発明のために句を殺さねばならぬ困難さがある。・・・横光利一


我宿は巴里外れの春の月・・・高浜虚子


短歌の嫌いな人の代表に、詩人がいる。・・・岡井隆


木下杢太郎さんの世界とでもいうか、江戸とハイカラが一緒になったようなのが昔の銀座の街なのです。・・・北林谷榮


私は、仏教の徹底したニヒリズムには感嘆している。・・・武田泰淳


スペインのスペインらしさは、南方へ行く程濃厚である。・・・川島理一郎


人間の頭も古く、古道具屋も沢山ある。・・・滝沢敬一


僕は小さい頃から、センチメンタルであつた。・・・渡辺一夫



III


一八六三年五月ニ十四日の日曜日に


此の想像上の人物を


はじめて私がラリー・パッツェルを見かけたのは



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